オトシン図鑑009 ライティアナ
おはようございます。
オトシン図鑑009です。
個人的にお気に入りオトシンですね。
名前もかっこよくて
ライティアナ
動画です。
高解像動画シリーズ019 オキシロプシス・ライティアナ
学名 Oxyropsis wrightiana
マラリアオトシンなどと同じオキシロプシス属ですね。
日本語で正式には
オキシロプシス・ライティアナ
となります。
SHOPではライティアナという名前で売られることはほぼないかと。
一部異常にオトシンに詳しいshopさん、F東京さんや豊橋アマゾンさんなどでは
ちゃんとこの名前で販売すると思います。
関西で「ライティアナ」と名前つけて販売してるの見たことないですね。
一般的なインボイスネームは「スレンダージャイアント」や「スレンダー」、「スレンダーマーブル」くらいでしょうか。
なんにせよ「スレンダー」という名称が入ります(笑)
別の図鑑で書きますが、本種は基本「混じり」で入ってくることが多数です。
そうなんです。
一般的に「スレンダージャイアント」と名の付く種は
ヒポプトポマ・シロガスター
という種なんですよね。あまり詳しく書くとシロガスターの紹介で書くことなくなるので割愛します。
1枚画像だけ
まだ若い子なんです。
特徴
・細長い体形ですが、横から見ると尾筒が非常に細い
・側線上に大きめのトゲの列がある
・尾筒は楕円形
学術的な特徴
・脂ビレがない
・頭部の形は正三角形に近い
・胸びれ内側のトゲは極小
原産地
ブラジル 4.アマゾナス州
ペルーやコロンビアにもいるそうです。というかペルーからの入荷が圧倒的でしょうか。
推奨飼育環境
水温:20度~25度
水質:弱酸性~中性 軟水
多分に漏れず高水温より25度以下くらいがいいと思います。
性格
個人的な感覚で書くと、非常に臆病だと思っています。
いろんなオトシンを同一水槽で飼育していますが、明るい環境下ではほぼ流木に隠れて出てこないです。
ジャイアント系も臆病ですがこの種はさらにその上をいくような気がします。
まだ5cm程度の若い子は餌を探しに底に下りてきてモフモフする姿は見ますが、7cmを超えてくると明るい時間帯で水槽前面に来てくれることがほぼありません。
このブログでも極端に本種の画像が少ないのはそのためです。
混泳
穏和であるため、攻撃性のないタンクメイトなら可。
オトシン全種そうですが、朝を食べるスピードは遅いので大食漢の他種が多くいると痩せていきます。
オトシン全種に言えます。
ブリードを目指すなら単族飼育一択ですね。
餌
人口餌も食べますが、植物性~動物性バランスよく与えることが大事です。
オトシン=コケ
という認識を改めないと餓死させることになります。
毎回書きます(笑)
オトシンだからコケ食べてるんでしょって思わないでください。
雑食傾向が強いですし、茶ゴケ以外のコケや藻はほぼ食べません。
販売価格
2021~
@2000~4000くらいでしょうか。。
ライティアナという名称で販売するのは国内でも2~3店舗かも。。
基本、「スレンダージャイアントオトシン」として売られてます。
雌雄判別
・ オスの吻部が短い
ほかにも細かくはあるのでしょうけど、正直オスの数が少なすぎて僕自身飼育したことなさそうです。
オトシンクラブのメンバーさんにお借りしたオスの画像です。
吻部が結構短いですね。
模様に特徴が表れてるなら濃いスポット模様でわかりやすそうなんですが。。
上見です
上からもわかりやすいですね。
ちなみにメスは
こんな感じ。
結構長く見えますね。
繁殖難易度(★★★★★)
繁殖報告を聞かない種となります。
しかしながら繁殖報告のなかったマラリアをブリードさせた方が身近にいますので
もしかすると同じオキシロプシス属なので可能性はあるのかも。
飼育難易度(★★★☆☆)
結構丈夫??
個人的には混泳でしか飼育していないので下りてこないといずれ痩せて餓死するイメージがあります。
協力
「オトシンクラブ」のメンバーさん。