会社で熱帯魚のブログ

強制的に会社に水槽を設置!!!マクロレンズで撮影。。

会社の会議室等で半強制的に設置した水槽に関して書いていきます。オトシン・コリドラス等、小型魚メインになります。
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オトシン図鑑001 マクリカウダ (2022/9/12更新)

おはようございます。
2021/8/17に動画を追記しました。
2022/9/12 繁殖に関する部分を変更


さあ、いきなり始まりました。
オトシン図鑑を作っていきます(笑)
サイドバーで各生体のページに行けるようにしました。(当然今は1種だけです)


オトシンは
学術的に

結構細かく分けられており、



この1つ1つの中にいろんなオトシンが存在するということで、、
実はコリドラス並みに種類が豊富なんですよ。


すべて紹介するにも画像すらない、論文などにあっても転載できないのも多いでしょう。
とりあえずは国内に輸入実績がある種を作成していこうと思っています。



この図鑑で使用する画像などは私が撮影した分だけでなく、


「オトシンクラブ」

に在籍する方々の画像も使わせていただいています。


しかも、雌雄判別などの情報もオトシンクラブ内で情報交換している部分からの抜粋も多く含まれることになります。


もしかすると、SHOPさんの販売画像を転載させていただくこともあるかもしれません。
その際は事前連絡をさせていただきます。



まず記念すべき001は


パロトシンクルス マクリカウダ
学名:Parotocinclus maculicauda

パロトシンクルス属、日本語では他に、パラオトシン、パラオトシンクルス、パロトキンクルスとか表記されます。
あ、略してPa. と表記されることもあるかも。 
マクリカウダという名前も マクリコーダと表記されたりします。
オトシン好きは「マクリ」と呼び捨てになります(笑)


最大体長 ~7cm と言われていますが、どうでしょう平均5~6cmくらいでしょうか。



他のオトシンとは全く違う色彩。模様も虎みたいな感じ。
これだけ綺麗なんですが、昔は一般種で数百円で販売されていたそうです。


ブラジルで輸出規制が緩くなったのか、2年前あたりからコンスタントに入荷されるようになってきました。





最近では、「ゴールデンマクリ」なる色彩変異個体が高額で販売されることがあります。


参考画像

オトシンクラブの方が購入した個体です。


追加分(2021/8/17)
以前UPしていたマクリカウダの動画があったので追記します。


原産地
ブラジル (24)サンパウロや (18)リオデジャネイロ、(23)サンタカタリーナ、(15)パラナ(15)の沿岸沿い河川と言われています。




推奨飼育環境
ありきたりに言うと弱酸性で低硬度、清浄な飼育水望ましいといわれます。
オトシン全般がそうなるのでもうちょっと掘り下げて書くと、


個人的には水質変化には強いと思います。
同一地区で混獲される「グンテリー」に比べて、高水温にも強いのではないかと考えます。
理由は、ヒータートラブルで30度以上に晒されてグンテリーは全滅したがマクリはすべて生き延びました。


PHは5~7 弱酸性~中性付近
水温は22~26度程度
フィルター能力にもよるが、できる限り清浄な飼育水が必要
底床環境はベアタンクがベスト。


はい。推奨を書くとどのオトシンもほぼ同じ内容になってしまいます。



性格
温和なほうだと思われる。
給餌時は他のオトシンなどと取り合いはある。この辺は他のオトシンも同じだと思う。
ただしほかの生体が餌を取れないほど追い回すこともない。
コリドラスは仲良く食べる風景が見られるが、オトシンはそうでもない(笑)



混泳
一番いいのは同種のみ複数飼育。
私は他のオトシン類を混泳させているが今のところ問題は生じていない。
オトシン全般だが、基本的な食性は流木や浮き草、石に付着する餌を啄ばむ習性なのですが、水槽内では底に沈む餌しか与えられないので、底床が生活圏でない魚種で他魚を攻撃しないテトラ類なら混泳は可能だと思う。
ただし、底の餌も狙ってくる魚種との混泳は推奨しない。なんしかオトシンの餌を食べるスピードが遅いので餓死する可能性が出てきます。




結構なんでも食べる気がする。
植物性から動物性までバランスよく与えることが重要。
オトシンだからコケ食べてるんでしょって思わないでください。
雑食傾向が強いですし、茶ゴケ以外のコケや藻はほぼ食べません。

オメガワン ベジケルプペレット や

レパシー スーパーフード ボトムスクラッチャー


あと

プレコ用ではなくタナゴ用ですが、この餌も食いつきよかったです。



販売価格
2020年~
特別お安いので@2,000がありましたが、@2,500~4,000くらいでしょう。


ゴールデンの特殊個体は、?万円以上~みたいですよ。



雌雄判別 
これね、、書かないと図鑑にならないですよね。(笑)
私自身はいまだに微妙でして。。
基本的にどのオトシンも雌雄の判別はむずかしいです。
当初難易度を★で表記しようとしたんですが、ほぼ★5つになりそうで辞めました。



オトシン全般でオスの比率が低いそうです。


ということでオスの特徴は
・鼻腔がでかい
・吻部が短くて丸い
・模様が派手
・上見で横幅が狭い


わかりやすいのが鼻腔の大きさでしょうか。

このような明確に鼻腔が大きいとわかりやすいんですけどね。


(2022/9/12追記・変更)
雌雄を並べて確認しましょう。

        メス                   オス 


産卵した雌雄が写ってる動画をupしました。

Parotocinclus maculicauda(マクリカウダ)の雌雄
          



繁殖難易度(★★★☆☆)
難易度はレアオトシンと言われる中では「ブリードできる」タイプだといわれています。
が!!
じゃあ成功してる人はどれくらいるのか?と言われると非常に少ないんじゃないかと思われます。


(2022/9/12追記・変更)


2020年3月に稚魚を発見

この稚魚は育たなかったわけですが、
2022年8月に産卵し子供が育っています。

卵の形は他のオトシンに比べてだ円度が高いですね。

卵も大きいですが、稚魚も大き目です。
この産卵~育成に関しては別記事で書いていますので詳しくはそっちで


オトシンクラブの方がレアオトシンのブリードを手掛けている方が2名成功されています。
でもですよ、、水槽内繁殖が可能とわかっただけで簡単ではないと思います。



飼育難易度 (★が多いほど難易度が高い)
★★☆☆☆


2つとしました。
オトシンの中では非常に飼いやすい種だと思っています。
飼育するだけなら★1つでもいいかなと思っているくらいです。
ブリードなど含めるとこんなものでしょう。



画像集

マクリの特徴として、色彩バリエーションが豊富なところがあります。
オレンジ、黄色、黒を基調とした柄ですが、同じ柄の子は2匹いないといってもいいくらい柄も違います。


このようなドット柄が綺麗な子を集めることも楽しみです。





という感じで、今後の種も同じような流れで紹介していこうかと思っています。
また、指摘があり次第変更されていきます。
ただ、きっちり情報精査と画像を引っ張り出したりで1種書くのに数日必要であるため、
月に何種書けるかわかんないです。。



協力
「オトシンクラブ」のメンバーさん。





これまで載せた個体に比べると地味~~って思われるかもしれませんが、
これはこれで味があっていいんです。

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