円安が進むのでいろいろ高騰して困るぞ。
おはようございます。
仕事の話。
私のいる業界って経営方針にもよりますが、部材込みで請け負う場合と部材支給なし
(基板も電子部品も出庫してもらうこと)で請け負う場合の2種類があるんですね。
弊社はほぼ部材購入無しのユーザーさんが多くわけですが、全然ないわけではなく数社は注文書だけもらって全部弊社で仕入れて完成品で納めることもあります。
一番高騰してるのは電子部品。
部品により数倍まで跳ね上がってるし、しょっちゅう値上げされてきます。
不思議なのは注文時の価格で納めてくれないということ。
100円の部品が納期半年って言われて、それでも入らなくてさらに数か月待って入ってきて、その時には250円になってるみたいなことがありますよ。
大体キャンセルも効かないとかどういうことやねん(笑)
部品だけではなく・・・
基板実装では「はんだ」が必要不可欠なわけですよ。
これがまあ。。。
変動制価格に変わって、固定価格の時期(コロナ前)に比べて倍近くまで上がっています。
共晶と言われる鉛入りのはんだだと3倍程度。
はんだって何種類かの金属組成の集まりで日本で産出するものはほぼないから輸入に頼る。
円安・ウクライナロシアの戦争での素材価格の高騰などいろいろ重なって今後どれだけ高くなるかわからん。。。
で、平均時給の上げ幅も過去最大ときた。
フルで働く人は喜ばしいことだが、年間賃金の壁を設けてる人をある程度の数雇い入れてる場合、働く時間が減ることにより会社は大変。。
穴埋めに新たな人員を雇い入れないといけないが、少ない時間働く方が増えていく。。
日々同じ仕事をするのならシフト組んで回せるんだろうけど、弊社のように多品種少量生産に特化している場合、途中で人が変わることにより品質が変化したりする。
お金の問題だけではなく、いろいろ弊害が出てきてますね。
時給上げていくのはいいけど、110万とか130万の壁になるラインを引き上げてくれんとどうにもならん。。