接写用のコンデジ TG-6
おはようございます。
小型部品や稼働設備の動画用にコンデジを購入しました。
オリンパスのTG-6というコンパクトデジタルカメラ。。
LEDライトガイド LG-1を装着済です。。
せっかくマクロ領域が得意分野といわれるカメラなので水槽内生体を試し撮りするしかないでしょ(笑)
あら??
AFが難しいな・・・・
エビに焦点があっていたように思うけど、リーフ側にピントあってんな。。
久々にコンデジ触った・・・
マニュアルフォーカスで合わせようとしてもピントリングでなくボタンで合わせる仕様。
動く生体にこのMFは無理ですね。。。
さてどうしてやろうか?
このカメラは顕微鏡モード内にフォーカスブラケット撮影の機能があるのでそれを使ってみよう。
ちなみにフォーカスブラケットっていうのは、1回シャッター切ったらピントをずらしながら連写状態になる機能。
設定デフォルトで撮影したので
30コマ
深度標準
その1コマ目。
ようはここがピントを手前~奥にずらしていく中間地点。
ちなみにこの1枚目でベタピンならBKT撮影する必要はなかったことになる(笑)
しかし、上記の画像みたいに複数の生体が画角に存在する場合にブラケット撮影は効果を発揮する。
これが2コマ目
手前からスタートしてるようだ。まずは使い物にならない画像。
9コマ目。
グリーンファロエラが鮮明に。。。
14コマ目
ノタートゥスとライティアナにピントが合ってる。
17コマ目。
餌の後ろ側。。コリドラス・シングエンシスにピント合ってる。
25コマ目。
左壁面マクリカウダにピントが。。
で最終30コマ目
すべての物体に対してピントずれとなっていますね。。。
というように、α7R4で撮影しているような高解像な画像は無理でもブログに載せるレベルの画像ならシャッター1回で5枚取れましたよ(笑)
あとは深度合成も試してみました。。
ギュンテリーさん。。
拡大して確認すると荒いし棘が確認できない。。
被写界深度を深くした合成画像。。
水槽内ではちょっと、、、使いようがないかな。。
わかりやすいの撮ってみました。
カメラの付属品なんですけどね。。中央くらいにピントを合わせた。
手前も奥もボケてますね。。。
深度合成で撮影。
デフォルト設定なので、手前から奥まで完全にピント合った形になっていませんが、
被写界深度が深くなった画像になりました。
こんな感じ。。
結果的に、、、
・ガラスにくっ付いているような静止した被写体だと思いのほか高解像で撮れる。
・顕微鏡モードでのブラケット撮影が秀逸。。
・トリミングで拡大化すると、解像度的にきつい。。
ほかにもありますが、、
まあこんなところ。。
期待通りだった部分と期待外れだった部分が混在する結果でしたね。
期待通りだったのは、1cmまで寄ってAFで撮影できること。
期待外れはマニュアルフォーカスがやりにくいこと。
ただ、コスト的には十分すぎる機能と内容だと思う。
数十万カメラに使えるならミラーレス+マクロレンズ一択ですが。。。
そりゃそうだ、、
レンズ込みなら10倍以上するシステムと変わらんかったらだめでしょ(笑)
今日の1枚
TG-6の用途。。。
このような基板上の部品撮影など。。
1千万超えるようなマイクロスコープ使ってもいいんだけど現場内でその場でパシャって撮れるのはいいですしね。。