おはようございます。

先に前日の答え合わせ。

でしたね。
難易度高めで、、

画像中央にミナミヌマエビの子供。

スポンジ上部にネグロの子供。
でした。。

題名の

「稚魚育成って難しい」

ですが、、

いろんな意味があります。

まず

1・稚魚サイズが小さい場合、一般的な稚魚用の餌すらたべれないため発育不良や歩留まりが悪くなる。

2・ブラインなどの栄養価の高い餌を給餌すると、一気に飼育水が汚れてしまう。

3・親と同居できない魚種の場合、新たに水槽を増やさないといけない。

4・増えすぎたら困る・・・

わかりやすい項目だけでもこれくらいありますね。

1に関してはよく調べないとだめです。
メダカのような胎生魚だと生まれてすぐ餌を食べるわけですが、小型魚の稚魚の場合大抵、インフゾリアなどの見えないようなのを食べてます。
自然化では普通にある餌で、水槽内では難しいという感じ。。

2に関して
会社でいろんな魚をブリードしてみた結果ですが、、
ブラインシュリンプを沸かして100％幼生だけ分離するのは難しく、消化できない殻とかも水槽内に入れることになります。
栄養価が高く、好んで追い回してたくさん食べてくれる良餌なのですが、飼育水がすぐ汚れてしまいます。
冷凍も売っていますが、栄養価が変わるかどうかは知らない。
けど、食いつきは圧倒的に生きた餌です。
また
成長不良を出さないように多めに餌を与えることになり、より水が汚れる。

3に関して
親がある程度の期間守る魚種であってもいずれ親子を分けないといけません。
子供の数が少なければ大丈夫ですが、うまく数十や数百の子供が残った場合、大きな水槽を用意しないとだめになります。
近くに引き取ってくれるSHOPや友達がいればいいんですけどね。

4は3とつながっていますね。増えすぎに注意しましょうということで。。。

実際会社では、アピスト、オトシンネグロ、モーリー、プラティなど増えるんですが、行き場に困っています。
高値で販売できる魚種であれば売ってしまえばいいのですが、販売できるサイズまで育てるだけでも水槽数いりますしね。。

水槽内で繁殖する模様を見れることはアクアリウムの醍醐味の1つです。
特に失敗を重ねて成功したときはすごいうれしいですね。
ラミレジィで何度も食卵されても心折れずにトライし続けて成功したときはうれしかったですよ。

ただまあ・・・
子だくさんで困るようになるので計画的にしましょう。。。

今現在トライ中（休憩してるのもありますが）は
アドケタですね。
去年、ワイルドのペアを購入して、何度も産卵までいっては食卵でうまくいかず、、
しまいに病気で☆にしてしまった。
今はワイルドペアから繁殖させたペアを購入してトライ中。
これも何度も食卵されてるんですけどね。。最近もやられて次回産卵時は卵取り上げることにしています。
1回でも子供取れればアドケタの繁殖はしません。
気が荒いので増えても水槽足らないし。

次は昔何種類かトライしたコリドラスを。。とも思っていますが未定です。

今日の１枚

最近登場しなかったターコイズドラゴンの雌。
テラリウム水槽でず～～と隠れて生活していましたがここ数日は朝の赤虫投下時に前面に出てくるようになりました。
実際、イモリさんより大きいのですが、近くに寄ったイモリの雄の足を咥えてほり投げていました（笑）
サイズ的にそんなに違いはないんですが、力強いですね。