オトシン属の繁殖② (繁殖に適した種類)
おはようございます。
オトシン属の繁殖 ② ですね。
オトシン属の繁殖 ①はこちら
今回は繁殖できそうなオトシン属について書いていきたいと思います。
現実的に
「コケ取り生体」
として売られていることが多いオトシンさんですが、、、
いやいや、、そんなにコケ食べないですよ(笑)
SHOPに騙されたらだめですね。
確かに茶ゴケ(正確には珪藻とも呼ばれる藻類)は大好物ですが、そんなん立ち上げ初期にしか生えてこないし。。
後で出てくる緑コケや藍藻、ヒゲコケなどは全然食べれないです。
あ、
話それた。
戻ります。
SHOPでは並オトシンとネグロが安定供給されていると思います。
ネグロはほぼブリード物が売られており、実際家庭でもよく増える種類です。
方や並オトシンと呼ばれる種は5種類ほど輸入されてきますが、安定的に入ってくる種はほぼ繁殖しないことが知られています。
今はヴィッタートゥスとspコロンビアと呼ばれる種がよく輸入されていると思います。
さて、
ネグロさんはおろんなブログやSNS等で繁殖事例や方法など記事が多いので割愛。
その①で繁殖事例のある種から複数の方が成功している種を抜粋しましょう。
オトシン図鑑に繁殖難易度を★の数で表記していますのでそちらも閲覧してみてください。
一番繁殖事例が多いレアオトシンは
Parotocinclus haroldoi(パラトシンクルス・ハロルドイ)
でしょうか。
私の繁殖事例的にも他のオトシン混泳水槽内でも産卵確認できていますしコリドラスとの共存状態でも大丈夫でした。
次もパラトシンクルス属です。
Parotocinclus maculicauda (パラトシンクル・マクリカウダ)
ですね。
繁殖に成功した人数的にはハロルより多いのかな?
私も繁殖できていますが、卵も大きく稚魚も大き目。
繁殖後の育成はハロルドイより容易だと思います。
ということで、ネグロ以外で繁殖事例の多いの2種紹介しました。
この2種は4年ほど前から入荷が増えだして、安定して入荷されていますね。
ただ、ブラジル産ですので、大統領がボルソナロからルラに変わったことでまた入荷が途絶えるようになるかもしれません。
今のうちにこの2種のブリードが安定供給されるようになればいいですね。
両種とも非常に綺麗でかっこいいです。
(ハロルは現地ブリード説がありますけど。。。)
今日の1枚
成魚のマクリ。
模様はバリエーションが豊富で、SHOPでお気に入りの子を選ぶ楽しみもあります。