オトシンはなにを食べているのか?
おはようございます。
オトシンに興味をもってここ3年くらいですか。。
たくさん★にしてしまって心折れかけることもありますが・・・
さて、
題名の
オトシンはなにを食べているのか?
さあ
これわかる方いらっしゃいますか?
吸盤みたいなくちびる。。。
その中に細かい歯が並んでいますね。。
ちなみに水槽内で冷凍アカムシを与えると、好んで食べるのですが1匹食べるのに非常に時間がかかります。
大き目な固形物はなかなか喉を通らないようです。
水槽内で餌付けができていれば人口餌やアカムシ、イトメなどなんですが、
現地からやってくるワイルドの生体の話です。
僕は英語とかわからないんでオトシンクラブの方に教えてもらったんですが、
沈殿物や虫の幼虫、植物、プランクトンなどが胃から検出されてます。
コケは緑藻・茶ゴケ・ラン藻騒 全て口に入ってるようです。
とのことでした。
詳しくは解剖して内容物の比率なども研究しているのも教えてもらったような。。
基本雑食食性なんですよ。
まずは食べにくいであろう冷凍アカムシをがっつくスピロの動画
パラオトシン・スピロソーマが喉に餌を詰まらせた!!
下の動画は数日野外でコケを生やさせたアクリル板を入れたらどうなるか試してみた
分ですよ。
コケを生えさせたアクリル板を水槽に入れてみた。(5倍速)
人口餌を先に与えていましたが、結構コケを食べにくる個体が多いですよね。
これね、、勘違いされやすいんですが。
苔だけを食べているわけではないんですよ。
苔に付着している微生物を一緒に食べているんだと思います。
そう。。
苔だけでは生きれない
のです。
かと言って、新水循環で微生物の湧かないベアタンクで動物性の餌だけ与えても多分生きれないのだろうと推測されます
水草が茂るレイアウト水槽でぷくぷく太ったオトシン類を見ることがありますが、あれは微生物などが水草に大量に付着しており餌に困らないのではないかと思います。
そうです。
水草にはびっくりするほど微生物が付いていますよ。
高精度マイクロスコープで飼育水を2500倍撮影してみました。
継続的に産卵が続いて、隔離なしでちょろちょろ子供が増えていく水槽があります。
60ワイド水槽③です。
ポンプにディフューザーつけて細かい気泡を排出するため、結構な水流もあり石や水草、流木にヒゲ苔が蔓延していますよ。。
細かい気泡でわかりにくいですが、ラトナギリもコケだらけ。。
流木は細い枝にもコケがすごいです。
しかしながら
なびくコケの合間に稚魚が住んでおり上の動画で見えるような微生物を主食にしているを思われます。あと裸眼では見えないコケや藻類も同時に食べているはずです。
ということで、
基本的にオトシン類は
雑食性
ですよ。
決して草食性ではないんです。
SHOPでの売り方がおかしいですよ。
苔取りに最適~~みたいな売り方はまあ気に入らないけどしょうがないとして、
雑食食性であることも説明文に入れてほしいですよね。
でないと、いつまでたっても長生きさせれない魚種として認知されたままですよ。
一般アクアリストはオトシンの寿命短いと思ってませんかね?
実はコリドラスなどと同じく10年とか生きるのもいるらしいですよ。
まだわからないのですが、
入荷直後マジックリーフをモフモフしているので元気がいいとか言われたりしますが、
ん~~???
ほんとにそうなのか???
実際枯葉にオトシンが生きていくための栄養分があるのだろうか??
多分ないと思うんですよ。
ただ、草食性で枯葉を好んで食べていると思われているだけじゃないでしょうか。。
枯葉が飼育水の中で微生物により分解される過程でモフモフして、
「微生物を食している」
と思っています。
全然異論を求めます(笑)
今日の1枚
60ワイド水槽③で生まれたハロルドイの子供。。
この子だけ体色が薄いんですよね。。
成長が楽しみです。