すごい仕事が忙しい。。
おはようございます。
ホントならブログ書いてる時間も惜しんで仕事しないといけないんですが、、、
去年から毎月のように仕事量が増えています。
電子機器業界全体の流れではありませんが、弊社お客様の一部が異常な生産量となっており、まるでバブル状態ですね。
半導体業界が近年なかった動きをしており、弊社もそれに乗っかっている感じです。
半導体ってなに??
いや、、詳しく書くのはやめときます。(苦笑)
かんたんに。。
今や家電製品だけでなく車も電子基板が沢山積まれています。
スーパーの電子タグなんかもそうですが、集積回路を詰め込んだICなる物がいろんな分野で必要になっており、そのICも年々小さくなりますが、情報量は反比例して詰め込まれいる。
そのICは何億もする設備を並べて作られるわけですが、その設備が足りておらず半導体に関わる業界全体が忙しい状態になっているということです。
弊社ではプリント基板実装が主業務となっており、忙しい分野はその半導体関連の基板ですね。
他の業種の基板実装はそれほど増えてる(受注量)感じはしないです。
品質が最優先される分野だけにどこの実装会社でも出来るわけでなく、零細企業ながらも先に先に設備投資を行なって技術力を磨いてきた会社がその手のお仕事で潤っているというところでしょうか。
・超安くできる
・納期が早い
以前の景気が悪かった頃は上記2点に秀でている会社が仕事量多かったですね。
ユーザーもこぞって相見積りをして「安い会社」を探すことに躍起になっていました。
弊社も景気が悪かったときは非常にしんどかったです。
理由は
上記の「超安くできる」ということはやらなかったからです。
市場価格を下げていくことに協力するのは反対でしたし、地方の人件費の安い会社相手に価格競争してもしんどい目をするだけなのは分かり切っていました。
で、
「納期が早い」
「品質優先」
「価格はそこそこ」
「多品種変量生産に対応する」
「大手EMSにも負けない検査設備を構築」
「経営がしんどくても設備投資を行なう」
このような方針で続けていくうちに、今メインになっておるお客様も掴めましたし、
一旦お取引が始まると切られることもなくなりました。
借金して設備投資して、、
まあよくうちの社長は僕の設備入れ替えのごり押しとか我慢出来たなあと思いますね(笑)
SMT関連に始まって、X線検査やお金の生まない検査装置。。最近なら3D検査装置などあほほどお金使わせています。(笑えないくらい)
当然人は財産ですが、我々の業界って進歩が早く、どうしても設備依存になってしまいますので、新しい技術に対応出来る設備に入れ替えなど頻繁にやっていかないと取り残されてしまうのです。
だって0.3mmの部品をはんだ付けとかもう顕微鏡使っても無理無理。。。
昔うちの会社が設備なんてろくになかった時代(私が入社したころ)は3次や4次外注と呼ばれる会社でした。
下手したら4社挟まって5次外注(笑)
そこから20年以上掛けてゆっくりですが、設備を入れ技術を習得し、潰れずに会社を存続させてこれたわけです。
今の忙しさはその長い年月で進歩したからこそであると思えば、全然疲れませんよ。
一番疲れるのは
「仕事のない時」
ですよね。
売り上げが上がらず赤字続きの時を思えば、今の忙しさはありがたいことと思うしかないのです。
まあ今の状態だから「会社で熱帯魚」なんて道楽を許してくれてるんでしょう。。
今日の1枚
会社の水槽でコケ取りをしてくれる番人。
ヤマトヌマエビさんです。
まあ、
餌をかっさらっていく泥棒でもありますし、
もしかすると夜寝ている稚魚なんかも捕まえて食べてしまう可能性もある。。
見たことないのでなんとも言えませんが。。