あれ?7~8月に産卵が続く。②
おはようございます。
②ですね。
①でグラレとイタイム、アシクラの産卵情報を書きました。
今回は
Parotocinclus maculicauda
マクリカウダが2年半?ぶりに産卵しました。
上の画像に映る稚魚は隔離箱内のグラレです。
拡大。
さて、なんでマクリの卵と判断してるのかというと、、
雌雄であろう2匹がいつもいない場所でソワソワしてたのと卵のサイズがデカかった。
2年以上前に産卵した時の卵は見つけられず、2匹の稚魚を本水槽内で見つけただけだったのですが、オトシンクラブの方に稚魚も大き目で育成しやすいことは聞いていました。
この子が当時見つけた子です。
残念ながらうまく育てられなかった。。
今回、PH計センサーに数個産み付けられていたのをそのまま隔離箱に入れました(笑)
このような固い基質の平面部分に産み付ける習性をもつオトシン多いですね。
ネグロもガラス面に産み付けること多いし。
最後は
白い粒が???
無精卵というのは一目でわかったんですが、気になったのはそのサイズ。
コリの無精卵だな~~ってファインダー覗くと
あら?
コリの卵じゃないな。。
コリはほぼ真円形にちかい形。この卵はだ円形。
何度か書いていますが、オトシン卵の外殻は柔らかいためだ円形になりますよ。
ガラス面にくっ付いてる卵が円形に見えるのはぺったりくっ付いていて生身が見えやすいからです。
コリの卵との比較
左がコリ、右がオトシン。
同じ球形に見えますが、
真横から見たら球形と半円形に見えますよ。
よくこれで稚魚の成長を阻害しないものだと感心します。
話を戻しましょう。
さて、この無精卵は何の卵だろう??
アシクラ2回目の産卵??
なんかデカい気がするのでわけわからん。。
何個か有精卵がついてそうな葉を切り取って、、
わかりずらいな。。。
4個ほど有精卵がついてました。
産み付けて時間たってないと思いきや、中で結構動いているので産卵後2~3日経ってそうです。
アシクラなのか他の魚種(残るはセイヤリーとバンパイアホワイト)なのか。。
生まれて育てば判明するんですけどね。
最後に飼育状況や質と餌のことを。。
★飼育状況
両水槽とも 90レギュラー(90×45×45)
外部フィルター+クーラー+殺菌灯をつなげて水陸両用ポンプもつなげて強制的に循環水量を増やしています。
☆グラレ・マクリが産卵してるのが90③水槽。
マクリカウダ
ライティアナ
インペリアルゼブラプレコ(wild)
ギュンテリー
レウコ
ハロルドイ
シロガスター
グラレ
Coアルボリネアータス
CoガラナⅠ
Co.sp.ガラナ
Coプンクタータス
とまあ、結構いろいろいる水槽です。
☆イタイム、アシクラがいるのは90①水槽
イタイム
アシクラ
バンパイア・ホワイト
ブラック・バンパイア
セイヤリー
sp.ローライマ
Coアルボリネアータス
Coコルレア
生体数自体は少な目の構成。
どっちも混泳水槽ですね。
★水質
両水槽とも 90レギュラー(90×45×45)
外部フィルター+クーラー+殺菌灯をつなげて水陸両用ポンプもつなげて強制的に循環水量を増やしています。
水質は週1回1/2 RO水を入れています。
それによりTDSは常時100を上回らないようになってるはず。
水温は25度を常時キープ。
PHは6近辺。
★餌
2週間ほど前からほぼ毎日活きイトメを与えていました。
それまでは2日置きに人口餌の翌日は冷凍アカムシ+冷凍ミジンコという感じ。
毎夜、クロレラ錠を5粒落としています。
毎日ブラインを沸かしていますが、隔離箱への給餌用です。漏れ出す分が本水槽にも入ります。
植物性の餌は夜与えるクロレラ錠と水槽内のコケなどでしょうか。
動物性の餌を多めに与えているのは多分他のオトシン飼育者とは違うのかもしれません。
特に活きイトメをがっつり与えている部分が7~8月の産卵につながっているのかもしれません。
基本的に冷凍アカムシを食べることができるオトシン類は生きイトメも大丈夫です。
ただし、最初から生き餌で慣れさせてしまうと人口餌を食べなくなるのは他の魚種も同様ですのでそこは気をつけないといけません。
ブラインを主食にする方法も基本動物性餌が主になるということですね。
オトシンはコケ植物食性が強いと思われがちですが、私個人的な考えは違うのではないかと思っています。珪藻は大好物というのは否定しません。
珪藻はコケといっても単細胞の植物プランクトンが集まってるものです。
水草やガラス面、基質部分でモフモフしているのは微生物を捕食しているのではないかと思われます。
ですので、直接植物を摂餌してるのではなく、微生物等を摂餌している中に切れた藻類なども入るのではないでしょうか?
この辺はオトシン学者に聞いてもらわないとわかりません(笑)
今日の1枚
隔離箱入れすぎ(笑)