EMS
おはようございます。
はい。今日もアクアリウムとは関係ない話です。
私の勤める会社は電子機器製造会社。
かっこいい言い方をすれば、
「EMS企業(electronics manufacturing service)」
となります(笑)
電子機器の受託生産を行う会社という意味ですよ。
まあ、下請け会社ってことですよね。。
ただまあ、昔からいう下請けって親会社がいてぶら下がる印象じゃないですかね。
EMSって肩書を使う場合、私どもの会社のようにいろんなメーカーさんの商品を手掛ける
意味合いが強いと思います。
言い換えれば、親会社がくしゃみすれば下請けは風邪をひくような形ではなく
数十社のユーザーさんの仕事をこなしていく会社って感じです。
結構難しいかじ取りを強いられることもありますよ。
特に品質面。
各社それぞれが品質マニュアルがあり、同じ工程でも基準がバラバラになります。
弊社では国際基準のIPC-A-610に準ずるわけですが、
「弊社の基準ではokなんですよ」って言っても通じないわけです。。
大体は日本の規格JPCAの規格が大元なんじゃないですかねえ~。。
ちょっと古い概念が残ってたりするんで今の生産では沿わない部分もあると思うんです。
まあ文句言っても始まらないので打ち合わせしてすり合わせが必要になるんですよね。
頭の中が古く、昔の感覚が支配する方と話をするのは骨が折れます。
僕ももう50前なので古いっちゃあ古いんですが、新しい技術や変化は受け入れるよう意識してるんです。。
相手
「うちの品質基準はこうなので、その状態は受け入れられません」
私
「でも支給された部品を使用した結果、この状態なので弊社としてはこれ以上対応できないのですが?」
相手
「全数修理して納品してください」
私
「では改修費用の請求は大丈夫なんですね?」
相手
「当然不良なんだから無償で修理するのが当たり前だろ!!」
私
「弊社は支給された基板と部品に対して御社との立ち合い監査で取り決められた工程を踏んで生産してるんです。支給材の問題だと思われるので手直しは有償ではないでしょうか?」
相手
「それをきっちり良品にするのが実装のプロでしょうが」
私
「・・・・」
漫画みたいな話ですけど普通にいるんですよ。。こういう人。
その後の流れは想像に任せますよ(笑)
品証レベルでは話にならんので、相手の上と交渉する形になりますね。。
取引止まってもいい相手ならその場で完全拒否しますけどね(笑)
あれですよ。
この前書いた「家電製品の今後」にもつながる話なんですよ。。
アクアリウムにカマケテルなんちゃって社員ですけど、たまには仕事してますよ(笑)
題名「EMS」とは関係ない愚痴話でした。。
今日の1枚
AGS450で結構順調に飼育できてるマラリアオトシン。
左上の明るい長いの、、グリファロのでかいの。。この子も馴染んでますね。
ほぼ1年くらい立ちますが、なぜうまく飼えてるかなぞ。。。