会社で熱帯魚のブログ

強制的に会社に水槽を設置!!!マクロレンズで撮影。。

会社の会議室等で半強制的に設置した水槽に関して書いていきます。オトシン・コリドラス等、小型魚メインになります。
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(Forcibly set up a water tank in the company! !! !! Taken with a macro lens. .. I will write about the aquarium that was semi-forcedly installed in the company's conference room. Mainly small fish such as Otocinclus and Corydoras. There is a youtube channel.
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安定しない水質。。PHについて。

おはようございます。
設置した60ワイド②水槽ですが、PHが高すぎる~~。
明日か明後日にPH上昇抑制できるろ材が届く予定なのでそれで下がればいいんだけど。
今入れている生体はパイロットとして


ブラックモーリー雌雄。
ミナミヌマエビ 2
ヤマトヌマエビ 1
ゴールデンアップルスネール 2


どの生体も他の水槽から移動させた訳ですが、元々飼い込んでいる生体なので強いですね。
元気にしています。


ちなみに新規設置する水槽は最初生体を入れない方がよいと言われています。
当然水が出来ていないので生体の住める環境ではないということですね。
人間は大抵どこに移り住んでも「熱い」「寒い」あと湿度という条件で住みやすいか住みにくいが決まりますが、止水域の水槽内は非常に条件がシビアです。
水温は当たり前ですが、水質という部分はいろいろな条件があります。


良く知られているのが PH値(ペーハー)。
7.0を基準とした酸性~アルカリ性の数値です。
国内流通する熱帯魚の種類が多い南アメリカ大陸の種は弱酸性~中性。
グッピー等は中性から弱アルカリ性
アフリカンシグリッドなどもグッピー等よりアルカリ性を好む種となります。


私が飼育している種は弱酸性を好みますので6.5~7.0程度がベストです。
(主観含む表現です。個体差により弱アルカリでも状態がいい場合もあります)
日本の水道水の場合、大体中性付近が多いと思います。
会社の水道水は7.0~7.3付近です。
ですので、水道水の塩素を取り除けば問題ないはずなのですが、水槽に入れて1日経つと大きく変化することがあります。
理由として、一番可能性が高いのは底に敷く素材になります。
今回使用したのは、ブログスタートしてから一度も使用しなかった「大磯砂」

こんな石/砂です。
「南国砂」という名前で販売されているのも同じです。
一般的には5~10mmの商品が多いですが、私は1mmを購入しました。


さて、この大磯砂。
南国砂や「磯」という名前から分かると思いますが、海岸にある砂です。
海水は一般的にアルカリ性ですので、良く洗って使用することになりますが、、、
皆さんも海岸の砂(粗め)を見たことがあると思いますが、「貝殻」が多く混ざっていますよね。
貝の殻は「カルシウム」で生成されることから水につけるとアルカリ性の成分が溶け出してきます。
よってPHがアルカリ性になってくるわけです。


ですので、新品の大磯砂を使用するとどうしても弱アルカリ性に変化してしまいます。
対応策として、水槽に使用する前に酸処理するとカルシウムが溶けて水槽内でアルカリ性に変化することを止めることができます。


「なぜ前処理をしなかったのか?」
これはね~~・・・
めんどくさいというのが一番ですね(笑)


いやいや、、、実は違います。
長期的に水草も育成したいから処理していません。
この考えは一般的な情報から外れています。
カルシウムが溶け出せばアルカリ性に変化するだけでなく、水の硬度も上がってしまいます。
一部の水草は硬度が高い方がいい場合もありますが、一般的には軟水よりの方が安定する水草が多いので「弱アルカリ・硬水」は水草水槽には不向きです。


僕の場合、別段レイコンに出すような水景を作るつもりもないですし、そんな技術やデザイン力もないので、「長期的に水景を維持できる水槽」を目指しています。


そこで水草育成の難易度が高くなってしまいますが、


「メンテナンスのしやすさ」
「長期リセットしない」
「コリドラスがモフモフできる」


この条件に合ったのが1mmの大磯砂だったので挑戦してみようと。。


現状、PH7.5~8.0ですので今入れている水草もアブナイですし、譲ってもらうワイルドベタも難しいです。
しかし、外部フィルターを使用しているので、ろ材をうまく使えばまず中性付近まで下げれるんではないかと考えています。


そこで下記のようなろ剤を注文しました。

お高いですが、むか~~~~しからあるろ材ですね。

画像クリックで販売サイトに行けます。
大昔ですが、使用したことがあり今回使ってみることにします。


強制的にPH降下させることはろ材BOXか、60ワイド①のように砂の下にソイルを入れたネットを敷く方法もあります。



どこまで説明できたかな?
ああ、カルシウムについて書いていなかった。


個人的見解ですが、
酸処理してカルシウムをすべて抜いてしまうのはどうかのかな?と思っています。
水草育成には若干でもカルシウムが必要です。
これを除去してしまっては、結局水草育成用でカルシウムを含む肥料を添加しなくてはならなくなるので、めんどくさがりの私は極力水草に労力を掛けたくないというのが本音ですね。


重要なことを最後に。


硬水と軟水について


すみません。あまり分かっていません(笑)
濾過の効いたこなれた飼育水=軟水 新しい水=硬水
というのが一般的なのかな?
アルカリ=硬水となるらしいので、軟水を好む生体は弱酸性を好むのかどうか分かりませんが、今回トライさせていただくワイルドベタは軟水がいいと聞いています。
そこで、まずPH値を下げる必要がありますが、流木や枯れ葉に含まれるタンニンが溶けることにより軟水化させるということで、今回の水槽には流木を多めに入れて、岩石は一切入れておりません。


とりあえず、正月休みが1/4まで。
明後日にはろ材が届くはずですので休みギリギリですが、入れ替えしようと思います。



今日の1枚

アオミドロとラミレジィ稚魚。。
固めのオアミドロはほんと頑固ですね。
全く餌を入れなければエビが食べてくれるんでしょうけど。稚魚に与える餌が多くエビは働きません。


チャーム本店

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