ブラインシュリンプの沸かし方。。
おはようございます。
ブラインシュリンプの沸かし方を書きます。
まずはブラインシュリンプですが、稚魚から成魚までの万能餌です。
栄養価が非常に高く、生きて泳ぐので嗜好性強い魚種でもとりあえず食べてくれやすいです。
デメリットもあります。
「めんどくさい」
まあ、
この1点ですかね。
それ言ったら終わりなので、とりあえず僕なりの孵化率の高い沸かし方を書いてみましょう。
まず簡易的にするなら用意するもの。
・塩(アジシオだめですよ)
・ペットボトル半分に切った先のほう。
・スポイド
と
水道水をペットボトルに入れて、ヒーターで温度管理している水槽内にどうにかして固定します。(水温低いと孵化しにくいです)
そこに塩を大さじ1パイ入れて、ブラインの卵を付属の小さじ1パイ。
でエアレのぶくぶくをその中に入れて24~26時間待つ。
こんな感じ。
(自分で撮影した画像ではありません)
そうすると、
このように孵化してオレンジ色の物体が底に集まってきます。
これをスポイドで吸って魚に給餌するわけです。
すごいはしょってますが、基本はこんな感じ。
ただ、これだと塩水も水槽内に入っていくわけなんですが、このくらいの塩分どおってことありません(個人的見解)
このブラインスープの中に魚入れたらすぐ☆になるんでしょうけどね。
さて、
上のやり方は一番費用の掛からない方法です。
私の沸かし方は、、
下記に記すアイテムが必要です。
・塩
普通に店で売ってる塩(伯方の塩とかでOK)だけでなく、
エプソムソルトを混ぜて使っています。硫酸マグネシウム(食品添加物) ですね。
アマゾンとかで普通に売っています。
入浴剤につかわれる物なので間違っても入浴剤はだめですよ。
こんなやつです。
・スポイド
・ブラインの卵
上に出してる20gでもいいのですが、あれすぐなくなります。
これ、最初に書きましたが、結構高いです。
20gをたくさん買うこと考えれば安いですが、1年くらい持つと思えば手が出るか、出ないか。
で入れ物なんですが、稚魚隔離などに使用する
これが必要です。
水槽内の26~28度の水を循環させるので温められます。
水槽の中に設置するタイプでもOK。というか水温上げれるのでそっちのほうがいいかも。
その中に
これを入れて。
規定量の水道水を入れる。
塩を入れる
混ぜる
ブラインエッグを入れる。
エアーホースをつないで攪拌する。
24~36時間待つ。
エアー止めてオレンジ色のが下にたまるようなら、スポイドでとるか、
このような商品でこしとります。
量が多いなら、もう一度ハッチャーに戻して撹拌させると数日持ちます。
エアー切るとすぐ死んでしまいます。
で、
私の場合、サテライトにハッチャーを2つ並べて1日おきに沸かしています。
こうすることにより毎日与えることができます。
1個だと、与えた日の翌日朝から給餌することができないからです。
この作業をめんどくさいといってやらないと、稚魚の生存率が大きく下がります。
また、導入当初の生態で餌食いが悪い場合にも効果的です。
さらに、混泳水槽でエサ取りが下手な子も給餌すれば水槽全体に広がるので食べやすいですね。
大きなメリットとして、
生まれてからブラインが食べれるサイズ(大抵の生態でヨークサックがなくなるころ)で
継続して日に何回かに分けて給餌すると、ブラインを与えていない子に比べて成長が早いです。
一定のサイズまで早く到達することにより死亡率が減る要因だと思います。
あとは、成魚まで成長した時のサイズでしょうか。
よくわかりませんが、生長期間に栄養価の高い餌を食べていた場合は最終的なサイズが大きめになる傾向があります。
まあ、
別段商売としてアクアリウムをしているわけでない(大半の方がそうでしょう)ので生活に支障をきたすのであればやらないほうがいいです。
ブライン与えなくても稚魚は育ちます。
注意点
ブラインシュリンプの幼生は小さいですが、生体の種類によりブラインすら食べれないサイズの場合があります。
本やNETで調べましょうね。
その場合、ブラインより小さな微生物などを食べて数日でブラインを食べれるようになります。
プロはワムシなど使うんでしょう。
今日の1枚
30×30×40水槽①。
APトリファのお母さんと赤ちゃん。